【近況報告】仕事を休んでいます

※今回は自分のそれなりにディープな心の揺れを文字に起こしたので、人によっては余波を食らってしまうかもしれません。なので他人のメンタル話に人生波打たされたくねぇ!って人は読まない方がいいかも。

 

どうも、このブログを読んでくれている幾人かの方々こんばんは。

 

前回、自分の中の不安が大きくなってきているけど、なんとか頑張ろうと思うよという趣旨のブログを書きました。

そんな記事を書いた翌日のことでした。

 

仕事に向かい合うことに対してとても大きな不安を抱いてしまい、夜遅くまで上司とどうクライアントと向き合っていくかの相談をしました。現状自分が感じている負担がかなり大きいこと、そこに助けが欲しいことをなんとか言葉を捻り出して伝え、協力を仰ぐことに成功しました。助力こそ仰げたものの根本的な不安は一切拭えず、実はもうその時には堪えきれずボロボロ泣いていました。

こうなる前週の木曜にも同じように泣いてしまうことがありましたが、この日はそれよりももっと深い不安が僕を襲い、上司との通話を切った21時から30分、ずっと声をあげ泣き続けました。これほど泣いたことはもしかしたら人生初めてだったかもしれません。

そして、今思うとぶち当たった状況に対しての解決策が極端すぎて非常に馬鹿げていると思うんですが、初めて「今死んでもいい」と思ってしまいました。包丁を手首に当てるシーン、とりあえず処方された薬を大量に飲んでみるシーン、そう言ったものが脳裏を駆け巡りました。

たかが仕事に何をそんな大それた、という話ももちろんあると思います。世の中大変な仕事もそれ以外の大変なことも山ほどあるし、毎日たくさんの人が壁にぶつかって戦っていると思います。でも、そんな中でも僕だけは一旦楽になりたいと思ってしまいました。

 

さいわい僕は、これはまずい、と冷静に知覚することができました。

 

そして、いつぶりかわからない電話を両親に繋ぎました。妻はまだ仕事だったし、今この不安を妻にぶつけても多分戸惑わせてしまうという気持ちがあったし、人生的にもずっと先輩である親の第三者目線での意見が欲しくなったんです。そこで現状を洗いざらい話しました。半年前から漠然とした不安を感じ薬を飲んでいる、今は全て不安で仕方がない、明日が来ることが怖い、パソコンを触ろうとすると手が震える、未来にも漠然とした不安しかない、そんなようなことを1時間ほど話したでしょうか。母親も父親もじっくりと自分の話を聞いてくれました。そして、それぞれ自分なりの僕の現状への見解を丁寧に話してくれた上で、父親はキッパリと「明日から仕事を休め」と言ってくれました。

 

僕は元来人に相談をするということが苦手だし好きではないです。それはなぜかというと、相談するという行為には期待する回答が必ずあって、それが欲しいために行う「相談」というコミュニケーションはとても浅ましいものに感じてしまうからです。しかし、この日ばかりは僕は欲していました。「仕事を休め」という回答を。でも僕一人では怖くてその回答を出す踏ん切りがつきませんでした。なので、この言葉を父親が僕に投げかけてくれたことを本当にありがたく思います。

 

話が変わりますが、僕は生まれてこのかた今まで一度も挫折せずに生きてきた、という自負がありました。僕はとても環境に恵まれているという自信があって、そんな環境を自分なりに活用させてもらいながら挫折を避けてきた、いわばうまいこと生きてこれた人間だと思っていました。なんなら死ぬまでそうだと思っていました。

しかし、今回僕が向かい合った大きな不安は、自分にとって生まれて初めてぶち当たった逃がれることのできない壁となってしまいました。

そこに対して取れる手段はもはや逃げること、一旦身を引くこと以外何もなかったのかなと思います。

 

父親の言葉に後押しを受け、22時半、深夜であることを詫びた上で再度上司に連絡を取り、自分の今の状態を一から説明した上で、「明日から仕事を休みたい」と伝えました。僕一人いなくなっても仕事は回ると思いますが、僕がいなくなった補填は誰かがしなければいけません。そういう現状があっても、上司も何も言わず「分かった、とりあえず休め」と言ってくれました。

 

それから2週間ほど経ちました。僕はまだ仕事には復帰していません。

休むことを決めた翌々日の水曜日に、いつも行っている心療内科に駆け込みました。そしてそこで、自分の中での大きな不安が抱えきれなくなり、ついに仕事を休んでしまったという旨を話しました。

出た診断書には「うつ病 二月末日までの自宅療養が必要」と書かれていました。これが、初めて僕の「不安」に名前がついた瞬間です。

病院では、とりあえず食べて寝ること、それ以外は何も考えなくていいし、しなくていいと言われました。

なので今の僕は夜寝て昼起きて食事し寝て、夜食事して寝る生活です。

まるで猫のようだなと思います。

一応二月末までは休むつもりですが、まだどのように仕事に復帰するかとかは全く考えられていません。会社の産業医との面談も実は明日です。

流石にあれだけ大きな不安にぶち当たったのはあの日だけでした。以降は薬を飲んでる分には不安を覚えることもなく穏やかに日々を送っています。ただ裏を返せば薬を飲まないと忍び寄ってくる不安が、まだ自分が本調子でないと認識させられている感覚にもなります。

今後どうなるかわからないけど、一旦現状をまとめておこうと思ってブログ書きました。

タイトルで言いたいことを書くか、読んだ人だけに現状が伝わるようにするか迷ったのですが、まぁいいかと思いタイトルに現状をソフトに詰め込みました。今北産業

 

多分漠然とした不安を大小抱えている人はたくさんいると思います。その不安って実は時限爆弾だったりするかもしれないので、きちんと向き合って付き合い方を考えた方が良いと思うってことと、いざ爆発した時に、あー、そういえば最近あいつも不安爆発して仕事休んでたな、なら自分もそうするか、と自分を労わるきっかけにこのブログがなれば良いなと思いダラダラ書いてみました。

 

母親と電話をした時、そういえば高校生の頃柔道部辞めたいって言った時もこんな感じだったねと言われました。(僕は部活で組み手中に理由もわからず涙が止まらなくなり、その勢いで柔道部を辞めたことがあります、なんか今回のと似てるな?)

自分はそんなに酷かった記憶のないことなので、今回の不安爆発休暇取得ムーブも、何年かすればそんなこともあったな程度になってくれたらいいなと思っています。多分なるんだろうな。

 

27で結婚もしたのに不安でボロボロ泣いちゃったし、なかなか強い人間になれねーなーって思ったりした最近です。

みんな、頑張って生きていこう。