MFT#028 ヒョウモントカゲモドキ(マックスノー)

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マックス+スノーじゃなくてマック+スノーらしいですね。

僕の爬虫類趣味の原点は多くの人と違わずレオパです。2015年のナゴレプで、そろそろ自分も爬虫類ってヤツを飼ってみたいなと探して購入した個体。なのでうちに来て5年弱。当時は5000〜6000円のレオパ見てたっけーと思っていたくらいなので人は変わるものだなと思う。今やダンゴムシに数万積むようになってしまった。

初心者向けの種類みたいな言葉はあまり好きではないけど(飼育にあたって先立つものは「何を飼いたいか」であって、「何かが飼いたい」ではないと考えている。飼いたいものであればしっかり知識を持って難関種であれなんであれ挑む、というのがこの業の深い趣味で最低限取るべき姿勢と感じる)、ペットとして累代を重ねられ基本的に大人しく、また非常に丈夫なレオパは確かに気軽に飼える爬虫類として申し分ない物だろう。愛嬌も爬虫類有数。ネットで割と愛嬌ベースなレオパの写真は良く見かける。

 

ちなみにうちの個体にはみーくんという名前がある。見た目が御影石みたいなので、ミカゲくん、略してみーくんと呼んでいる、という体裁なのだけど実際のところは当時僕が見ていたアニメがっこうぐらしの僕っ娘キャラ、みーくんに由来している。なので実際のところオスなのかメスなのか知らないけどみーくんと呼んでいる。レオパの雌雄判別は容易なのだけど、繁殖させる気もないので毎度判別したあと忘れる。

 

この子にはそれなりの苦労をさせてしまっている。2〜3年前に、気づいたら尻尾が大きくえぐれていて、そこにダニが付いているというような状況になってしまった。これはいまだに理由はわかっていないが…。急いで温浴でダニを洗い落とし、床材をヤシガラからキッチンペーパーに変更するも、患部の膿みがなかなか治らずシートはいつも血で汚れる、というようなあまり良くない状況だった。当然食欲も落ちてしまい、元気もなくなってしまった。

その時たまたま東京まで出張る用事があり、前々から気になっていたペットショップ、エンドレスゾーンに向かった。そこで買ったわけでもないのに不躾ながら店員さんに症状を相談し、とりあえずエキゾジアを購入して帰った。その時に言われた、「そこまでだとおそらく自切しちゃうと思います」という言葉に怯えながら、日々エキゾジアでケースと患部を消毒し、エサはハニーワームやコオロギなどを少量ずつ与え少しずつ体力を付けさせ、半年程度かけて、傷口を塞ぎ切ることができた。

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今はもう見ても分からないぐらいになっている。

それ以降も脱皮不全で気づいたら目が開かなくなってしまっていたり、色々とこの子には負担をかけてしまっているが、それでも今もこうして生きていてくれている。可愛いやつだと思う。なるべく長く生かしてあげたい。

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ちなみにこいつはサークル卒業時にもらったレオパのぬいぐるみ。これも可愛い。