MFT#018 Mac Bofk Air 11 inch Early 2014

f:id:tomaton-tt:20200519022310j:image

 

大学3年生の時に買って以来、研究室の実験データ整理・論文書き、cllctv.でのレビュー執筆、その他制作関係のほぼ全てを担ってくれている相棒的な存在。

 

大学入学にあたり、父親から2つの選択肢を提示された。「デスクトップPCか、ノートPCとテレビか」である。大学ではレポート作成時や実験など、ノートパソコンが必要になる機会が多いと事前に言われており、実際に生協のおすすめPCもノートだったのでかなり迷ったのだけど、「ノートPCは耐用年数がデスクトップよりも短いため、本当に必要になったタイミングで買った方がいい」という父親のアドバイスとデスクトップPCでテレビも見りゃええやんという気づきがあり、その際はデスクトップPCを選択、当時としてはかなりハイスペックだったものを買ってもらった(いまだに現役)。

結果として3年生までそれで不自由はなく(レポートを書きたいときは学内のPCを使えたため)、我ながら正しい選択だったなと思いながらデスクトップを愛でていたのだけど、3年生の秋になって、2週間程度タイとカンボジアに行く実習に参加出来ることになり、流石に持ち運びできるPCが必要になったため、晴れてMac Bookデビューを果たした。生意気にもUSキーボードで。

 

買って最初に落としたアプリケーションはゲームのエミュレータだった。それといくつかのゲームソフトをダウンロードし、行き帰りの飛行機での暇つぶしを画策した。結局あまり使うことなく、飛行機の時間は当時聴いていた音楽のレビューを書いてみたりすることに充てた。実はその時書いたレビューがcllctv.スタート時に投稿した最初のレビュー群のうちのいくつかだ。

 

何を置いてもMac Book Airの最大の利点はその薄さと小ささだと思う。僕はこの11inchというサイズをいたく気に入ってしまい、何度か買い替えを検討した際にもこの薄さと小ささの両立ができるMac Bookシリーズがなかなか無かったため、いまだに現役として活用している。つい最近iPad Proを買ったけど、これも11inchに飛びついた。本当にちょうどいいサイズ感。一応メモリも積んだおかげでそれなりに頑張ってくれるので、フォトショ・イラレくらいならノンストレスだったのも良かった。

ちなみに、サークルの夏合宿に持って行った時に、後輩のベースのチョップをモロに喰らい、画面が終わったため画面だけ取り替えている。

 

Macといえばステッカーみたいなところがあると思っている。でも前面にベタベタ貼るのは、リンゴマークとのバランス感が崩れるのが嫌だったのでほとんど貼らず内側と裏面に貼った。

 

f:id:tomaton-tt:20200519023715j:image

 

f:id:tomaton-tt:20200519022310j:image

内側に貼ってあるのはイラストレーターのステッカー。左から友人の藤原餅搗氏(当時別名義)の手触りが良いやつ、ボードゲーム制作サークルTANSANFABLICのイラストレーターU井先生の女の子、旅行記やフリペが素晴らしいはしゃ先生のマカロン、名古屋のクリマで買ったインターネットのやつ、そして右下のやつが昔僕が作ったまゆごもりくんというキャラクターのステッカー。

 

f:id:tomaton-tt:20200519023711j:image

 

裏面は音楽関係。左から3cm.rhythmというバンドをやっていた時に気にかけてくれてイベントとかよく誘ってくれた竹山さん(STAY DUDE COLLECTIVE等で活躍)のLANDFALL DESIGN、愛知県岡崎市のバンド、ジャズマスターが鳴った後にの猫ステッカー、僕の音楽の根幹を作ってくれたstiffslackとその傘下レーベルrawcarolie、そして京都のGROWLYに出演したときのステージパス。

 

ちなみにこの時のGROWLYのライブは橙々とGueと出会った日で(というか二者のレコ発だった)、終演後の受付エリアでの焼肉や、ジャズコーラス二台使いで爆音を鳴らしていたGueの衝撃や、深夜に当時のGueのベーシストたかしさんに連れてってもらって食べた天一の味、朝まで寝かせてもらったスタジオのソファーの硬さなど、たくさんのことを思い出す。その後この2バンドは名古屋にも呼んだりと縁を繋ぐことが出来た。一つ一つに何かしら思い出すものがあり、何かと熱いものがこみ上げてくるステッカーたちだ。

 

ブレイザードライブという漫画を知ってる人はどれくらいいるだろうか。NARUTOの作者岸本斉史先生の双子の弟、岸本聖史先生の作である。身体にステッカーを貼って強化することで戦う能力バトル系の漫画なのだけど、まさにそんな感じで思い入れのあるステッカーを貼るほど、それを持つ僕の気持ちが強くなっていくような気がする。

 

雨の日も風の日もリュックに放り込んで粗雑に持ち運びまくった彼だが、幸いにしてまだ力を感じる。ギリギリまで使い込んでいきたい。僕は下取り+購入で最新のものを使い続けると言ったようなサブスク的なモノの使い方は向いていない。モノに対する愛着が強く、捨てられないものが多過ぎるのである。